精力をつけたい、元気な精子を増やしたい!
こういう願いをかなえてくれるサプリのほとんどに、アルギニンが配合されています。
なんとも嬉しい効果が期待できるアルギニンですが、一度にたくさん摂ると副作用はあるのでしょうか?
知りたいところからどうぞ
アルギニンが多すぎると副作用はあるの?
アルギニンの効果
アルギニンは人体に欠かせないアミノ酸のひとつで、不妊治療を行う男女に効果があるといわれています。
精子を増やす
精子の運動率を改善する
男性不妊を改善する
ED改善効果がある
アルギニンは、ほとんどの精力アップサプリの中に入っている成分です。
食べ物の中では、豚肉、鶏肉、牛肉、魚などに多く含まれる成分ですから、サプリを飲まなくてもアルギニンを摂ることは可能です。
ただ、お肉や魚を一度にまとめて食べることで、カロリーの摂りすぎ、調味料などの塩分の摂りすぎなどのデメリットがありますので、効果的にアルギニンを摂るならサプリメントがおすすめです。
アルギニンの過剰摂取による副作用
アルギニンの1日の摂取上限目安は、成人で9,000mg程度とされています。
アルギニンは普段の食生活の中でも、お肉や魚で1日に4,000mg程度摂ることができるとされていますので、サプリでは1日に4,000~5,000mgを上限に摂ると覚えておきましょう。
豚ロース肉100gあたり1,500mgのアルギニンを摂ることができますので、600gを焼肉屋で食べると1日の摂取上限9,000mgに到達します。
アルギニンによる副作用
アルギニンは強アルカリ性の性質を持っています。
人体が弱酸性であることから、一度にたくさんのアルギニンを摂取すると、胃腸が荒れてお腹を下したり気持ちが悪くなったりすることがあります。
アルギニンの過剰摂取による副作用を起こさないためには、
サプリの上限目安を守ること
用法・用量を守って飲むこと
胃腸の弱い方は食後などに飲むなどの工夫をすること
お肉や魚を一度にたくさん食べる場合には、サプリを飲むことをお休みする
などを気をつけましょう。
ただし、アルギニンの量が少なくても体調が悪ければ、お腹を下したり気分が悪くなったりすることもありますので、もしサプリを飲んだ後に気分が悪くなったり体調が崩れたりした場合には、すぐに服用をやめて医師に相談するようにしましょう。
アルギニンのサプリ選びで注意すること
表示されているアルギニンの配合量は1日あたりのものか
アルギニンが多く含まれているサプリを選ぶとき、気をつけなければいけないポイントのひとつが配合量です。
1日あたりアルギニンを〇〇〇mg配合!
このように書かれていたら、しっかりとアルギニンの1日あたりの配合量が記載されていますので、過剰摂取にならないかどうかの判断が可能です。
しかし、次のような場合には要注意です。
アルギニン〇〇〇mg配合!※表示は100gあたり
この場合、例えばアルギニンが「10,000mg配合」とあったとしても、1粒あたり0.3gほどの重量ですので、1粒あたりに含まれるアルギニンの量は約30mg、1日2粒飲んでも約60mgしか摂ることができません。
複数のサプリを併用する場合は摂取上限を守ること
アルギニンは、販売されている精力アップのサプリのほとんどに配合されている成分です。
先ほどもお伝えした通り、アルギニンの1日の摂取上限は9,000mgです。
お肉や魚などからも4,000mg摂ることができることを考えると、サプリからは4,000~5,000mgまでが上限と考えられます。
もし、男性用妊活サプリとして精力アップサプリを複数同時に飲む場合には、アルギニンの1日の摂取上限を超えていないかをしっかり確認してから飲むようにしましょう。
また、サプリにはアルギニン以外にも亜鉛やマカなどの成分も入っているものも少なくありませんので、これらの成分の過剰摂取にもしっかりと事前に注意しておくことも必要です。
まとめ:アルギニンは上限摂取目安を守れば副作用の心配は少ない
アルギニンは人体に必要なアミノ酸のひとつなので、副作用の心配を過剰にすることはありません。
ただ、そうだからといって、一度に多くのアルギニンを摂取した場合には、お腹を下したり気分が悪くなったりすることもあります。
アルギニンの上限目安(食べ物と合わせて1日9,000mg)を確認して、複数のサプリを摂取するときには、成分の過剰摂取にならないようにしっかりと確認をしておきましょう。